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Sunday, June 17, 2012

日本と反抗的な僕




Following is my speech for my last semester at Keio University (Tokyo). It took me 8 years to realize this, but now that I have the past feels much lighter, and the future promising. We must know and understand where we stand before we can start walking towards our goal. Otherwise, how can we know which direction to go?

(Sorry, only Japanese version for now. Also, bear in mind that the audience were fellow exchange students from all around the world.)

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皆さん、おはようございます。皆さんは日本のことに関心を持っているといって間違いないと思います。私もそうです。日本人と会うと、だいたいいつも日本語が話せることや文化にある程度詳しいことに日本人がビックリして、きまって「どうして日本に興味あるんですか?」と聞かれます。皆さんも聞かれますか?私は8年前から同じ質問に答えているので、いつも考えないで同じ答えが出てきます。日本の映画や日本語をきっかけとして、関心を持ったという答えです。当時、日本の映画を見て日本語と日本の文化や歴史に引きつけられたというのは本当ですが、今日本に来てから私と同じような経験をしてきた人にたくさん会って交流して過去を振り返って、他にも理由があるのではないかと考えるようになりました。家と家族から離れて東京に来た私がわかったことについて話したいと思います。

一人っ子の私は優しい両親と非常に仲が良かったので、 好き嫌いまでヨーロッパ志向の父と母と同じでした。ギタリストの父からは音楽の素晴らしさ、またフランス語や英語に堪能な母からは語学の魅力を教えてもらいました。 でも、若者はティーンエイジャーになると権力に対して反抗して独立した人間になろうとするものです。私がどうして日本の映画をきっかけに日本に興味をもったかというと、日本の映画や文化の中に両親のとは違う価値観をみつけたからです。それで、この文化についてもっと知りたくなって日本語を勉強し始めました。知らず知らず日本の文化や価値観を取り入れてだんだん自立してきました。 人間は成長するには、足がかりが必要なんです。私の場合は、日本でした。

最初は、私の情熱が理解できなかった両親はただの一時的な興味だと思っていました。 私が「漢字を2千以上習わなけりゃ」と言ったら、母は「それは絶対無理よ!」と言いました。 でも、私はこのような言葉を聞けば聞くほど熱心になっていきました。大学に入って日本研究を専攻するようになってから、親は私が真剣であることをわかってくれました。その時から今まで、親はずっと励ましてくれています。

皆さん、「どうして日本に興味があるのですか?」という質問に私のようにいつも考えないで同じことを答えているのなら、もう一度深く考えてみればどうでしょうか?

ご清聴ありがとうございました。

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